OS9以前のClassic MacOS時代のフロッピーディスクのメディア変換・データ変換

大学病院の先生より、古いMacで使用していたフロッピーディスクのデータが、学会発表で急に必要になり、現在のMacでは内容の確認も出来ずお困りとのことで、ご相談を頂きました。
ご希望は、フロッピーディスクのデータを取り出し、さらにそのデータの中から必要なファイルを、現行で使用できるファイル(Word、PowerPointなど)に変換したいとのことでした。

このような場合、まずはメディアコンバートサービスにて、フロッピーディスク内のデータを取り出し、ダウンロード納品、またはUSBメモリなどに保存して納品させていただきます。
そしてファイルをご確認頂いた上で、その中から、データ変換をご希望のファイルをご指定していただきます。

ここで問題となってくるのが、OS9以前のClassic MacOSで作成された媒体のファイルを現行の記録媒体に移すと、リソースフォークが失われるためアイコンが消失し、拡張子も存在しなくなることです。
つまり、どのようなアプリケーションで作成されたファイルなのか判断するのが難しくなります

この問題を解決するために、「Classic MacOS キャプチャ」のオプションサービスをご用意しております。
このオプションサービスは、Classic Mac上でアイコンやアプリケーション種別が表示された状態のファイル一覧画面をキャプチャして納品するサービスです。

今回もこのような手順を踏ませて頂きました。Classic MacOS キャプチャでファイルの種類をご確認いただき、変換をご希望のファイルをピックアップしていただきました。そして、「マックライトⅡ」のファイルをWordに、「MacDraw Pro Drawing」のファイルをPowerPointにデータ変換しました。

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